ネック式ワイヤレスイヤホン:ゼンハイザー Momentum Free いまだ衰えないその音色にうっとり

 

ある日突然…ネック式の Momentum Free を今更購入した理由

さて、いろんなイヤホンを急にひっぱり出して聴くようになったこの頃。完全ワイヤレスの利便性から音楽熱が再燃し、さらにいい音を求め、DAP まで行ってはみたものの、やはり利便性も捨てがたく、今でも FALCON を通勤のお供にしたり、夜寝る前にはシャンリンの M6 で新しい曲を探したり楽しい日々を過ごしているわけです。しかし、やはりこんな話を聴くと試してみたくなるのは人の性…。


見た目の格好良さとワイヤレスとは思えぬゼンハイザーらしい音質とか以前から散々聞かされるたびに、でもお高いし、完全ワイヤレスでもないし、などと思いとどまっていたのは否めません。

なので、カートに入れる時点で残り一点となっていたのも運の尽き。勝手にこれが運命だったのだと信じ込ませてポチってしまったのがこちらです。



Amazon限定モデルは赤と黒が強調された男っぽいデザイン

届いたのはかなり思い切った簡易包装。天下のゼンハイザーらしさは微塵もありません。ところが、この茶色い箱を開けると中は、なんとも渋い革のケース。赤いステッチはスポーツカーを思わせます。

そして中からはキラキラ輝くまばゆい姿が登場します。そう、これがゼンハイザーの Momentum Free。その音質や利便性もありますが、ネック式なのでちょっとしたアクセサリー感覚でも使えます。人のセンスはそれぞれですが、自分はこれを見せびらかして使いたいと思ってしまったわけです。
 
 


音質は文句なし、使い勝手も上々

いきなり箱出しの状態で、素直に鳴る音質はとても上質。音圧が思った以上にあり、低音もきちんと響きます。さらに高音の刺さりは皆無なのに、しっかり澄んだ音で聞こえます。おそらく外で使うことを想定し。ゼンハイザーとしてはややドンシャリ気味で聴きやすいチューニングをしてあると思います。けど、このくらいの方が自分のような普通の人には音質が良いと感じられるし、これで十分なのでは?と思わせてくれるのです。

Bluetoothのバージョンも最新の5.0 ではなく 4.2 です。でも接続はマルチポイント対応なので、自分のように複数のすスマホやDAPと接続したい人には便利です。ちなみに、直近に接続した2台に自動的に接続してくれるようです。
 
 
接続自体も一度つかむと簡単には切れません。胸にスマホを入れておけば、渋谷駅構内を歩いても、完全ではないもののほぼ切れません。ネック式なの安定してそうです。

確かに背中側にたらすケーブルが少しうざったいし、左右どちらの耳の下にもリモコンやバッテリ?がぶら下がりやや気になる時はありますが、使わないときはマグネットでイヤホンをくっつけておくと、ネックレス風。派手目のイヤホンがキラキラと輝きかなり目立ちます。磁力は弱めなので、気がつくと外れていることもありますが、そうそう落ちてしまうものでもないのでOKとします。


これはこれでもう完成形!

やや昔のモデルですが、アクセサリー感覚でも使えるネック式イヤホンとしてデザインも良いし、音も低音が豊かで音圧をしっかり感じるタイプ。JPopや軽快なロックがよく合います。外でクラシックやジャズをじっくり聴くわけでもないので、少しご機嫌な曲をご機嫌に聴きたい通勤タイムにはぴったりです。ネック部分のケーブルが何かに引っかかるのだけケアする必要はあるものの、耳に入れているときはそれもあまり気になりません。それだけに使わないときのイヤホン同士の磁力の弱さだけがちょっと残念にも思います。
 


ということで、今さらながらこれはこれで完成形。日常使いで多少ラフに扱っても気にならないし、なくさないことだけ気遣っていれば問題なし。

もう一つの弱点が、なぜか aptX 利用時の音量がとりにくいこと。それほど爆音で使うイヤホンではないので、そこそこのボリュームで鳴ってくれればいいのですが、某 DAP での再生時はボリュームを 50/100 くらいに上げてやっと普通に楽しめるレベル。iPhoneではそこまで上げなくても大丈夫なので相性もあるのかもですが、そこだけ少し気になるかもしれません。ただ、多少静かに鳴らしているだけでもご機嫌な音色が楽しめます。
 


ちなみに筆者は、Apple Watch のバンドをこれにしているので、さりげないコーディネートにもなってます。ということで、すっかり気に入ってしまった少し古いイヤホンのお話でした。
 


一時的とはいえ、在庫処分的なセールをしてきたので、まもなく新モデルが発表されそうですが、しばらく朝に引っ張り出す一本として使うことになりそうです。みなさんも最後?のセールで見かけたらいかがですか?色あせない魅力が確かにある一本でした。
 
 
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